清和政策研究会
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 政権交代を受けていま、日本は重大な岐路に立たされています。民主党を中心とする現在の政権は、独裁的な政治を露呈し、国民に多大な懸念と不安を抱かせています。このままでは、早晩、日本は、国際社会の中で孤立化し、経済・財政は破綻せざるを得ないでしょう。日本の平和と繁栄、安心社会を維持するために、一日も早い政権奪回に向けて、「国民の信頼に堪えうる自民党の再生」に、一歩一歩力強く邁進する以外に道はありません。
 自民党の原点とは何でしょう。個人の自由と自らの努力(自助)が最も大切だと考えます。その上で、家族や地域の人々がお互いに助け合う(共助)、そして、必要な方々には政治や行政が温かい手を差し伸べる(公助)。こういう社会を作り上げることだと考えます。最初から無制限に公助が出てくる大きな政府を目指す現政権との違いは、ここにあります。そして、保守主義の政党として、日本の良き伝統と日本人の英知と常識に立脚した政治を進めていく必要があります。
 明治以来、日本は「殖産興業」「欧米に追いつき追い越せ」の目標を掲げて歩んできました。そして、これらの目標は、1980年代には達成された、と言っても過言ではありません。しかし、わが国は「その次の時代」に進む準備が十分に出来ていないまま、21世紀に入りました。現在、世界は、経済・社会面のグローバル化、ボーダレス化が進み、市場をより良く機能させる為、国家の役割を限定する流れになっています。その意味で、日本においても「行過ぎた規制の適正化」「地方分権」「結果の平等から機会の平等へ」と、その方向性の大転換を図っていかなければなりません。
 私は「凛とした」という言葉が大好きです。辞書には「態度などが引き締まっているさま、声や音がよく響くさま」とあります。「凛として美しい人」の反対語は「汚い奴」です。昨今の日本人はどうでしょう?金儲けの為の殺人、援助交際、食品偽装等あまりにも汚い振る舞いが多すぎます。戦後、一貫して物質的豊かさのみを追い求め、自己の権利ばかりを主張して、自らの責任や義務を回避してきた姿を反省し、凛とした美しい心や環境を大切にする社会へと転換していこうではありませんか。
 私が昭和58年初当選をした時、清和会の会長は福田赳夫先生でした。慈父の如き温容さでご指導を頂いたことは忘れられません。その後、安倍晋太郎先生、三塚博先生、森喜朗先生、小泉純一郎先生と立派な会長をいただき、温かい雰囲気の中で政策課題や政治のあり方を激しく議論し、又、様々な政治行動することができたのは、まことに幸せでした。
 歴史と伝統ある清和政策研究会は、保守本流の政策集団としての責務を果たすべく、日夜研鑽を重ね、果敢な政策提言を行うとともに、その実現のために会員一丸となって精力的に取り組んでいます。
 私は、清和政策研究会第8代会長として、微力ながら今後とも清和政策研究会の発展と会員皆様のお役に立っていきたいと考えております。特に、再起を期し、歯を食いしばって頑張っている同志諸君を全力で支えて参ります。
 ホームページをご覧の皆様方の率直なご意見と力強いご支援を清和政策研究会会員に賜わりますようお願い申し上げ、私のあいさつといたします。

平成22年1月


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